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ひまたた杯予選全勝構築 カイオーガ+ルナアーラ

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 インターネット上で行われたポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーンを用いた第1回ひまたた杯という大会の予選で使用し、予選で全勝(内1勝は不戦勝)した構築です。

 同大会は3人1組のチーム戦であり、チーム内でそれぞれ1人ずつサンルール・ムーンルール・ウルトラルールを担当し、予選は1ブロック6チームのリーグ戦でした。私は唯一経験のあるウルトラルールをチームキクハヅキッズで担当しました。余談ですが、チーム名を提案したのは私ではありません(何も提案されなかったら提案する気ではいた)。

 さてその予選にて上手くプレイングが噛み合ってしまい予想外の全勝をしてしまったので、記念にブログ記事として内容を公開したいと思います。その並びが以上のものになります。カイオーガ+ルナアーラという組み合わせは第9回SPLオフ直前のポケモンサークル交流会から使い始めており、勝ち筋が明快なため使いやすいと感じていました。現在ウルトラルールではレックウザ+ゼルネアスの組み合わせが強いと言われていますが、1から不慣れな構築を組むより使い慣れた構築を用いる方が勝ちやすいと考えました。

 

構築経緯

 ダブルバトルではS操作が1つの重要な要素となりますが、私はトリプルバトルをしていた頃より"おいかぜ"を用いるのが得意であり、逆に"トリックルーム"を軸にした構築を使うのは不得手でした。したがって、ウルトラルールでも"おいかぜ"によるS操作を主体にしようと思いました。そこでまず目に入ったのがルナアーラです。

 ルナアーラは特性"ファントムガード"のおかげで倒されずにS操作をすることが容易です。では無事"おいかぜ"ができたときに一番強い伝説級はどれか? と考え、最終的にカイオーガを採用。

 2匹の並びからこの構築の主な勝ち筋が「"おいかぜ"下でカイオーガを繰り出す」というものになりますので、第2のS操作枠と"いかく"要員としてボーマンダを採用。

 更にルナアーラが苦手とするイベルタルに強く、"おいかぜ"ミラー時に一方的に先手が取れるようになる"エレキネット"を覚えたカプ・コケコを採用しました。

 "トリックルーム"を通されてしまったときの対策やゼルネアスへの打点としてナットレイを採用し、最後にボーマンダを出す理由に乏しい相手に選出したり"ねこだまし"がほしいときに選出したりするガルーラを採用しました。

 

個別解説

ガルーラ

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すてみタックル/ねこだまし/かみくだく/まもる

せいかく:ようき

とくせい:きもったま

もちもの:ガルーラナイト

 

 努力値はAS252余りH。本大会での選出は1回。

 技構成はゲンガーやドータクンルナアーラネクロズマ辺りを狙った"かみくだく"の採用以外に特筆すべき点はないでしょう。ボーマンダを選出しないときに代わりに選出するくらいのポケモンなので変更の余地があると思います。

 

ボーマンダ

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りゅうせいぐん/すてみタックル/おいかぜ/まもる

せいかく:せっかち

とくせい:いかく

もちもの:ボーマンダナイト

 

 努力値はC36 S252余りA。メガレックウザを"りゅうせいぐん"で15/16の確率で倒す調整です。本大会での選出は2回。

 環境にいる多くのボーマンダは"ハイパーボイス"を採用しておりメガレックウザは大抵ボーマンダ対面で居座るため、対面で一方的に倒すことができます。他にも、メガレックウザ抜きまでしかSを高めていないであろうウルトラネクロズマを倒す活躍を見せていました。"りゅうせいぐん"は仮想敵のメガレックウザがいなくともゲンシグラードンあたりには中々良いダメージ(H207-D130相手に4割強)が入ります。

 メインウェポンは"りゅうせいぐん"の反動を気にせず使えるように物理技とし、第2のS操作枠として"おいかぜ"を採用。また万が一"トリックルーム"をされてしまった場合は特性を活かしてメガシンカせず受け回す可能性があるため、場持ちを良くする"まもる"を採用しました。

 

カイオーガ

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しおふき/こんげんのはどう/れいとうビーム/まもる

せいかく:ひかえめ

とくせい:あめふらし

もちもの:あいいろのたま

 

 努力値はCS252余りB。本大会では毎回選出。

 勝ち筋がS操作下でカイオーガを繰り出し相手を一掃することなので、相手の攻撃を食らうことを考えずCSに振り切りました。最初はHBベースで考えていましたが、どうせトリパのカイオーガには下を取れないしミラーマッチになったときに懸念材料が増えると思いCSに落ち着きました。ある対戦ではSに振っていたことが奏功し勝利を掴むことができたのでこれは正解でした。

 "こんげんのはどう"はほとんど撃たなかったのでミラー意識の"かみなり"あたりで良かったかもしれません。

 

ナットレイ

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パワーウィップ/タネばくだん/ジャイロボール/なやみのタネ

せいかく:ゆうかん

とくせい:てつのトゲ

もちもの:こだわりハチマキ

 

 努力値はHA252余りD。本大会での選出は1回。

 対ゼルネアス・対"トリックルーム"用のポケモンです。"いかく"を1回発動されてもゼルネアスを一撃で倒せる火力が魅力ですね。

 "タネばくだん"は命中100のくさタイプ技として採用。

 

カプ・コケコ

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ボルトチェンジ/エレキネット/しぜんのいかり/フリーフォール

せいかく:おくびょう

とくせい:エレキメイカ

もちもの:とつげきチョッキ

 

 努力値はDS252ベース。本大会での選出は4回。

 ガルーラやルナアーラと一緒に先発で選出して、倒されるまで"エレキネット"を撃ちます。"おいかぜ"ミラーに強く、またルナアーラが動けない盤面でもS操作ができる優秀な技でした。

 最初"フリーフォール"の枠は"かみなり"でしたが、撃つ機会が少なく、"トリックルーム"要員を連れ去り次のターンに"ムーンライトブラスター"を直撃させるなどの使い方ができるので"フリーフォール"に変更しました。

 

ルナアーラ

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シャドーレイ/おいかぜ/ワイドガード/まもる

せいかく:おくびょう

とくせい:ファントムガード

もちもの:ルナアーラZ

 

 努力値はCS252余りH。本大会での選出は4回。

 イベルタル入り以外には先発で出して"おいかぜ"を展開しにいきます。S操作要員としてのルナアーラには以下のような強みがあります。

○タイプが多くの"トリックルーム"要員に強い

○"ムーンライトブラスター"で火力が出せる

○特性"ファントムガード"のおかげで一撃で倒されることが少ない

○相手に"おいかぜ"と"トリックルーム"の両方を警戒させられる

 殴れるS操作要員ということで当然相手の攻撃はルナアーラに集中しがちなのですが、そこで"まもる"を使いつつ隣のカプ・コケコが"エレキネット"を撃つことで大きく有利になることができました。また、"まもる"を見せると"ワイドガード"を警戒されないようで何度もゲンシグラードンの"だんがいのつるぎ"やゲンシカイオーガの"しおふき"を防ぐことができました。

 サポート面での活躍以外にも、クレセリアツンデツンデなどを一撃で倒すなど火力面でも充分に活躍してくれました。やっていることが"おいかぜ"を覚えたギルガルドなので、当然強かったです。

 

選出と立ち回り

基本選出

 先発:カプ・コケコ+ルナアーラ

 後発:ボーマンダ+カイオーガ

 ほとんどの構築にはこう出します。カプ・コケコは"エレキネット"を連打する生き物なので、ルナアーラの動きだけ時間いっぱい考えます。

 多くの相手はルナアーラを自由にさせない選出をしてくるので、"エレキネット"+"まもる"を選択することが多かったです。 カプ・コケコやこだわりスカーフ+カプ・テテフの"マジカルシャイン"で削って横のポケモンの"シャドーボール"や"かみくだく"で倒しにくるパターンや、こだわりハチマキ+メガレックウザの"かみくだく"やガオガエンZで特性ごと倒しにくるパターンがありますが、大体前述の動きで有利が取れます。

 

VS.イベルタル入り

 先発:ガルーラorボーマンダ+カプ・コケコ

 後発:カイオーガ+ナットレイorルナアーラ

 イベルタルの横に裏からトゲデマルが出てきても"エレキネット"は通るのが偉い。グラードン入りだとルナアーラを出さざるを得ないので厳しい戦いになります。

 

総括

 勝ち筋が明確で動かし方も単純なので、私のようなルール初心者にも扱いやすい構築だと思います。殆ど交換を行わない(行えない)ので、採れる選択肢が少ないということもあります。

 使っていてルナアーラというポケモンが非常に頼れると感じた構築です。イベルタルさえいなければどんな構築にも安定して先発させていけますし、"ムーンライトブラスター"は撃てば誰かしら1匹倒せます。更に"まもる"+"ワイドガード"両採用という地雷的要素があって大活躍でした。イベルタル入りに交流会からオフ、本大会まで1度もマッチングしなかったのが幸いでした。他には"りゅうせいぐん"持ちのボーマンダの奇襲性能の高さに驚きました。メガレックウザウルトラネクロズマと対面して警戒して引かれたことは一度もありませんでした。

 ポケモンを入れ替えるとしたらガルーラの枠だと思いますが、いいポケモンが思い浮かびません。次に組むとしたらやっぱり強そうなレックウザ+ゼルネアスになるかと思います。

 

 最後になりますが、第1回ひまたた杯を企画・運営してくださったヒマリさんありがとうございました。チームキクハヅキッズの2人、またチーム組みましょう。